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2026年2月号 健康新聞 フッ素入り歯磨剤の正しい使い方

timer2026.2.4

~フッ素入り歯磨剤の正しい使い方〜

むし歯予防に欠かせないのが、フッ化物配合歯磨剤(フッ素入り歯磨き粉)の活用です。フッ素は歯の表面に働きかけ、むし歯になりにくい強い歯を作る効果があります。世界保健機関(WHO)や国際歯科連盟(FDI)などの国際的なガイドラインでも、日々の歯磨きにフッ素入り歯磨剤を使うことが推奨されています。

最近、日本小児歯科学会など4学会(日本小児歯科学会・日本口腔衛生学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会)から、より効果的で安全な使い方についての提言が発表されました。

今回は年齢ごとの適したフッ素濃度・使い方・注意点をわかりやすく解説します。

①歯が生えてからフッ素まで

フッ素濃度:1000ppmF

使用量:米粒程度(約1〜2mm)

ブラッシング回数:1日2回(就寝前を含む)

ポイント:乳幼児はまだうがいが上手にできないため、少量でOKです。

磨き終わったら、軽く吐き出すか、歯をティッシュで拭き取る方法もあります。

誤って飲み込んだ量は、耐容摂取量の範囲内となるよう設計されています。

②3~5歳

フッ素濃度:1000ppmF

使用量:グリンピース程度(約5mm)

ブラッシング回数:1日2回(就寝前を含む)

ポイント:この年齢でもまだうがいが十分にできないことがあるため、適量を使い、吐き出しの練習をしましょう。

必要なら、少量の水で1回だけゆすぎます。

③6歳以上

フッ素濃度:1500ppmF

使用量:歯ブラシ全体に広がる量(約1.5〜2cm)

ブラッシング回数:1日2回(就寝前を含む)

ポイント:この年代ではうがいが適切にできるので、軽く吐き出し、必要なら少量の水で1回だけゆすぐのが一般的です。

フッ素入り歯磨剤の使い方のコツ
・適量を守る
・飲み込むと危険なため子供だけで使わせない
・ゆすぐときは少量の水で1回程度
・歯磨きは1日2回以上

フッ素入り歯磨剤は、適切な濃度・使用量・使い方を守ることで、むし歯予防に高い効果を発揮します。

最近の日本の学会合同提言では、乳幼児から成人まで年齢ごとに推奨濃度と量が明確に示されています。

毎日のブラッシングにフッ素を上手に取り入れて、「むし歯になりにくい丈夫な歯」を育てましょう。

新井歯科医院 院長「新井 稔秀」

新所沢の歯医者「新井歯科医院」 院長新井 稔秀

  • 2015年3月 東京医科歯科大学歯学部歯学科 卒業
  • 2015年4月 医療法人慈皓会 波多野歯科医院 臨床研修
  • 2016年4月 医療法人慈皓会 波多野デンタルオフィス 新都心 入職
  • 2018年8月 医療法人慈皓会 波多野デンタルオフィス 新都心分院長就任
  • 2022年9月 新井歯科医院 開設・院長就任

コミュニケーションを重視し、設備・機器が充実した歯科医院として、新所沢をはじめ、地域の皆様の健康をサポートいたします。

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